2019.10.01今月のメディカサイト特集
「ファミサポ介護」知ってますか!?
地域で助け合うためのしくみ「ファミリー・サポート」。
育児サポートに関してはご存知の方が多いと思いますが、実は松山市では「介護」のサポートもあるのを、ご存知でしたか?
とっても便利であたたかな仕組み。
もっと知っていただきたくて、この特集を組みました。
(公財)松山市男女共同参画推進財団 左:アドバイザー 好永 美智代さん 中:アドバイザー 松木恵子さん 右:総務係長 梅原 龍治さん |
地域で育児や介護について助け合うため、市町が設置・運営している相互援助システム。 援助を受けたい人(依頼会員)と援助を行いたい人(提供会員)とがお互いに登録をします。 援助が必要となった時、ファミリー・サポート・センターへ連絡すれば、アドバイザーが援助可能な提供会員を紹介し、提供会員が高齢者等が日常生活を送る上での援助等を行います。 留守見守り、話し相手、掃除、洗濯、通院、買物の付添等の援助活動を行います。 詳細はこちら |
2019年度現在、 依頼会員・・・347人 提供会員・・・544人 ※うち、依頼と提供の両方の会員になっているのが4人 と、提供会員の方が多く、ニーズはあると思うのですが情報が行き届いていないのではと感じています。 |
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提供会員の年齢は 60代以上が55%、50代以上が82%、70代の方もいます。 子育てが終わった方々がほとんどです。 また、男女比は女性96%、男性4%と、圧倒的に女性が多いです。 時間に関しては、病院などに連れて行く時間帯10時以降がほとんどでなかでも9時~11時、13時~14時の時間帯に、1~2時間の依頼が多いようです。 育児のニーズが、保育園のお迎えがある夕方以降に集中しているのと対照的です。 |
介護士の資格や経験はなくても大丈夫です。毎年6月と11月に講習会があり、そちらを受けていただいた方が提供会員になれます。 依頼会員とは事前打ち合わせをして、相互でOKが出てからのサポートスタートになりますのでご安心ください。 子育てサポートと並行して提供されている方もいらっしゃいます。 以下が提供会員の条件となります。 |
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以下が依頼会員の条件となります。 | ||
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身内の許可が必要なので、身内がいない方は利用ができません。 身内は遠方でもOKですので、独居の方にもご利用いただけます。 まだ介護は必要ではないけれど、安心のために登録されている方もいますし、遠方に住まわれているお子さんが、帰省の時に登録されるケースも多いです。 |
地域によっては援助の需要と供給のバランスのとれていない所もあります。 できるだけ近くの方とのマッチングを行っています。 |
一番は、金額の差だと思います。ファミリー・サポートの提供会員は、有償ボランティアという立ち位置。 「仕事」ではなく、「助け合い」の仕組みなので、金額が安いです。 「社会貢献したい」 「誰かの役に立ちたい」 そんな気持ちで、みなさまサポートしてくださっています。 報酬に関してはこちらをご覧ください |
■ 親の病院の付き添いを依頼したら、どのような状態なのか、何科に行けばいいのかなどを事前に細かくヒアリングしてくださり、一つ一つ細かく的確に先生に伝えてくださり、感動しました。
■ 施設に入っているのですが、近所のお散歩やお買い物に同行してもらっています。 などなど、たくさんの声を聞いています。毎月、報告書をいただくのが楽しみです。 |
提供会員のなかにはご自身や家庭の事情により、辞められる方もいるため、新規提供会員の発掘が必要です。 また、地域によって需要と供給の差があるため、できるだけ解消していきたいです。 市広報誌や民間情報誌などで広報を行なっていますが、まだまだ必要としている方に情報が行き届いていない状況です。 |
育児のファミリー・サポートは以前から知っていたのですが、松山市に介護のサポートもあるとは知りませんでした。
お話を伺って、とてもニーズがあり、利用された方もサポートする側もハッピーになれる素 敵な仕組みだと感じました。
介護保険ではまかなえない、隙間のニーズをこうやって埋めていけるのは素晴らしいことです。
もっと知ってもらうためには、もっと活用してもらうにはどうすればいいか?
メディカサイトでは情報発信することで、少しでも後押しできたらと思いました。
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