東温市に介護予防を目的とした大学があるってご存知ですか?
その名も「脳トレ大学」
脳のトレーニングや芸術療法を取り入れた楽しい教室です。
リピーター続出で、東温市のお年寄りたちがどんどん元気になっているという評判を確かめるため、取材にお邪魔してきました!
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◎家でも活用できる!
授業で習うことは、家でも応用できることばかり。
資料は専用のファイルに入れて持ち帰ることができるので、家でも復習することができます。 |
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◎友達ができる!
メンバーのほとんどは、脳トレ大学で初めて出会った人たち。
同じ空間で同じ作業をすることによって、絆が生まれます。 |
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◎ ”来るだけ”で健康アップ!
服装に気を配ったり、会場まで歩いて来たり・・・
授業内容だけではなく、「外に出る」「人に会う」だけでも
実は健康増進につながっているのです。
写真は、生徒さんのなかで最高齢86歳のおばあちゃん!まだまだ元気です。 |
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【 介護予防の大切さ 】 |
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みなさん、要介護状態になってから「これからどうしよう・・・」と考える方が多いですよね。
要介護状態になってからの対応ももちろん大切なのですが、それ以前に「元気でいること」の大切さに着目したのがこの脳トレ大学の取り組みです。
脳トレ大学を通じて、元気で自分らしく一生を終えることができたら、それが一番ですよね!
アートや音楽なども組み合わせた授業は、どなたでも楽しむことができて好評です。
20年度からスタートし、今年度の参加者は延べ人数200人。
「免許の更新に行ったら、脳トレのおかげで集中して試験を受けられ一発合格!」など、うれしい声もたくさん寄せられています。 |
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お話を聞いた人
左:株式会社コンフォルト 浅山可奈さん、
中央:東温市保険年金課 大北勝也さん、
右:東温市保険年金課 矢野映子さん |
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【 これからの試み 】 |
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毎年、卒業のシーズン(3月)になると、「今年も留年します!」という生徒さんが続出。
ありがたいことですが、どんどん新しい人にも入ってきてほしいので、卒業生が活躍できる場を設けたいです。
大学卒業後に行く場所となると、やっぱり「大学院」ですかね? できれば卒業生が先生になるなどして、自主的な活動に展開できたらと考えています。
男性が少ないので、男性の参加者も増やしていきたいですね。
異性が一人でもいるとみんなのモチベーションがあがりますから(笑)。
これから団塊の世代が中心になってきます。その方々に参加していただくにはどうすればよいかが今後の課題です。 |
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