2017.10.14しあわせごはん
『第28回しあわせごはん 素材たっぷり!彩りもきれい『野菜のかきあげ』
今月のしあわせごはん
http://www.medica-site.com/happycook/index.html
玉ねぎ | ・・・ | 1個 |
人参 | ・・・ | 1/2本 |
かぼちゃ | ・・・ | 1/4個 |
ごぼう | ・・・ | 1/2本 |
ピーマン | ・・・ | 1個 |
【衣】 | ||
小麦粉 | ・・・ | 適量 |
卵 | ・・・ | 1個 |
塩 | ・・・ | 適量 |
砂糖 | ・・・ | 適量 |
1. | 衣以外の材料(野菜)を、小さく切る。 |
2. | ボウルに卵をとき、塩、砂糖、小麦粉を入れて混ぜる。 |
3. | 1.を2.のボウルに入れ、油でカラッと揚げる。 |
■ 利用者さんと臨機応変に作る
「デイサービスいずみ」には、他の施設と同じように献立表がありますが、その通りの内容にならないことの方が多いです。
なぜなら、地域の人や、利用者さんの家族、スタッフからのおすそ分けが多いから。
「せっかく頂いたのだから、新鮮なうちに」と、献立を急遽変更することが日常茶飯事なのです。
今日はナスが手に入ったので、ナスのメニューを急遽追加! 「この前は三倍酢で食べたけど、今日はどうする?焼く、煮る?」と利用者さんに尋ねて、希望の多かった「焼きなす」に決定。 |
献立が決まったら、利用者さんに手伝ってもらいます。 強制ではなく、できる人だけが手伝います。 今日は、人参の千切り、ごぼうのささがきなどを手伝ってもらいました。 |
特別に利用者さんが料理する時間を設けているわけではなく、ごく自然に手伝ってもらうのがポイント。 脳トレや、読書をしている利用者さんと同じテーブルで、仕込みがはじまります。 |
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さすが、長年主婦をされてきた利用者さん! 勝手に手が動くようで、テキパキと処理をされます。 以前は、施設に通っている感覚ではなく、炊事係として出勤している感覚で、エプロン持参で来られる方もいらっしゃったとか。 自分の役割があるということは、いくつになっても人生にハリを与えてくれますね。 |
リクエストにお応えして、今日のなす料理は 「焼きなす」に。 |
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藤井さんのつくる料理は、奇をてらわないシンプルな家庭料理。 焼きなすも魚のグリルで焼いたものを切って、おかかと醤油をのせるだけ。 この家庭料理が利用者さんに大人気! たまに、洋食メニューを出すと「いつものがいい」と言われちゃうそうです。 |
■ 野菜は、生物ではなく加工する
デイサービスいずみのあるエリアは、農家さんが多く、産直市も近くにあるので、新鮮な野菜がすぐに手に入るのですが、それでも生ではなく、できるだけ加工した温野菜を食べていただくようにしています。 | ||
サラダにする場合も、一旦火を通すのが基本。 利用者さんのなかには、入れ歯がなく、ハブで食べている方もいらっしゃいます。 むせ込みやすい方もいるので、トマトも湯むきして、皮を取るようにしています。 大きいものは切って一口大にする。火を通して、食中毒予防をする。 些細なことですが、お年寄りが安全に食べられるような工夫をしています。 |
あとは、できるだけ効率化することも心がけています。 例えば、かき揚げ用に切った素材は、お味噌汁にも。 同じ素材でも「揚げる」と「煮る」では、食感も味も違います。 ちなみにお味噌汁は、毎回具だくさんなのがウリです! |
キッチンは、利用者さんが過ごしている部屋にあります。 利用者さんのようすを一望できるので、利用者さんが何かで困っていたらすぐに助けられる距離。 逆に、利用者さんからのリクエストにも応えやすい距離感です。 |
お昼が近づくと、美味しそうな香りが部屋中に。 利用者さんだけではなく、スタッフのお腹もいい感じで、すいてきます。 |
さて、今日のお昼ご飯はこんな感じ!
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みなさん、黙々とご飯を食べています。 認知症でコミュニケーションをとるのが困難な利用者さんも、食事のときは「おいしい、おいしい」とご満悦! 食の力はやっぱりすごいと実感する食事の時間でした。 |
デイサービスいずみ
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