2015.08.17カリスマスタッフ
第105回カリスマスタッフ グループホーム ひがし野 介護福祉士 森川 福美 さん
第105回カリスマスタッフ
http://www.medica-site.com/charisma/index105.html
【 ひとこと 】
介護のお仕事につくまでは、病院で入浴介助のパートをしていました。
最初は軽い気持ちで働いていたのですが、次第に「もっと丁寧にお世話をしたい。利用者さんと向き合いたい。」と思うようになり、介護の仕事をはじめることにしました。
ひがし野では、スタッフ全員が「利用者さんを尊敬する」というスタンスで利用者さんと向き合っています。
上から目線で接すると、利用者さんが次第に否定的になったり、縮こまったりと、自然と行動に反映してきます。
ひがし野の利用者さんに明るい方が多いのは、スタッフの気持ちを反映しているのだと思います。
入所したての利用者さんが、環境の変化に不安を感じ、うまく感情を表現できていない様子だったこともありますが、スタッフと関わっていく過程で、次第に穏やかな様子に変化していくことがありました。
利用者さんは、私たちの鏡だと思います。日々、勉強させていただいています。
ひがし野に来て10年になりますが、長く居ると分かる勘のようなものが身に付いてきます。
体調の悪さ等に、いち早く気づけるのは強みだと思うので、細やかに見守っていきたいです。
90歳以上の高齢の方も多いのですが、最後まで看取ってあげたいとも思います。
定年まであと2年ですが、ひがし野で培った“介護観”をしっかり他のスタッフへと伝えていきたいです。
【 推薦者より 】
かゆいところに手が届く、気遣いバツグンのスタッフです。
そうじで例えると、「見えているところだけではなく、便器の裏側まで美しくする」…そんな姿勢が介護では求められています。
彼女はまさに、そんな細かいところ、手が欲しいところに一番に気がついてくれる存在。
利用者さんとも“あうんの呼吸”で、通じ合っています。
きっと、もともと備わっている素直さや、受け入れる姿勢が、利用者さんとのよい関係を作り出しているのでしょう。
初任者研修の先生もしているのですが、予習をしっかりして取り組んでいるので、生徒さんにも「分かりやすい」と好評です。
これからも、その気遣いでひがし野を支えてください。
話し方ひとつで利用者さんの気持ちは変わります。
同じ目線でお話することを心掛けています。
グループホームなので、夜勤もあります。
料理当番のときは、お料理もします。
グループホーム ひがし野
愛媛県松山市畑寺町丙68-1
TEL 089-914-5502
FAX 089-914-5503