2015.06.10しあわせごはん
『第11回しあわせごはん ちょっとの工夫で、おいしく、美しく さばの味噌煮』
(1人分)
まさば(生) ・・・ 60g
しょうが(生) ・・・ 2g
赤色辛みそ
米みそ ・・・ 6g
こいくちしょうゆ ・・・ 2g
車糖
上白糖 ・・・ 4g
みりん風調味料 ・・・ 3g
料理酒 ・・・ 5g
<付け合せ>
根深ねぎ(生) ・・・ 20g
ぶなしめじ ・・・ 20g
1. 鍋にだしを取り、赤みそ、砂糖、こいくちしょうゆ、しょうが、みりんを入れる。
2. 1.にさばを入れて、酒を加える。
3. さばの上に、クッキングシートを落とす。(落としぶたの代わり)
4. 味が染み込んだらできあがり。
普通の民家を改築してつくった「ひがしの」。
キッチンももちろん、普通の家庭用台所。
この小さくて、でもどこか落ち着くキッチンで、調理師の伊藤さんは毎日料理をしています。
伊藤さんは、もともと小料理屋さんをしていました。
だから、手際のよさはピカイチ!
限られたスペースのなかで仕事をしやすいように片付けをしながら、同時にさまざまな料理を手がけながら段取りよく料理をしていきます。
長年の経験から、料理をおいしくする“ちょっとした工夫”が自然と出て来ます。
・ さばは甘めに煮込んだ方がおいしいから、お砂糖多め。
・ 生姜は古い方が香りがいいから「ひねしょうが」を使う。
・ さばが反ってしまわないように、クッキングシートを落としぶた代わりにetc…
この小さな工夫があるのとないのとでは大違い!
味がぐっとおいしくなります。
もちろん、食べやすさや、栄養についても考えています。
例えば、本日の献立のけんちん汁には「豆腐、さといも、油揚げ、ごぼう、ねぎ、大根、にんじん、鶏もも、おだんご」が入っています。
根菜類もあって、おだんごもあって・・・このお汁だけで栄養もバッチリ。
おまけに、量が食べられるよう、味付けはあっさりに仕上げています。
■ おいしく食べるためのイメージづくり
「ひがしの」では毎年、目の前にある田んぼで米を育てています。
だから、この時期にはおいしい新米が収穫できます。
田んぼをつくるのは、なかなか難しいことです。
田植えをし、収穫するまで一生懸命世話をしてきたお米。
「みんなの苦労があってできた」という想いがあるので、さらにお米がおいしく感じられます。
今回のごはんは、そんな新米と旬のさつまいもをつかった「さつまいもごはん」。
食事の前には、利用者さんとさつまいもの話。
「みなさん、さつまいもはお好きですかー?」
「すき!!」
「戦争のときにようけ食べてたから、好きじゃない。」
「でも、今のおいもはおいしいよ。」
などなど、今日食べる食事についてお話することで、食欲もわき、食べることが楽しみになります。
いただきますの号令は、「鶴カメのように長生きしたければ、噛めよ噛め♪」。
ひがしのオリジナルのおまじないで、今日も楽しい食事の時間がはじまります。
デイホーム ひがしの
松山市東野5丁目930-34
TEL 089-913-1803
FAX 089-913-1803
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