2015.06.05しあわせごはん
『第6回しあわせごはん 素材の味をバッチリ残した おいしい♪ソフトうどん』
(1人分)
◎うどん
うどん ・・・ 100g
だし汁 ・・・ 180g
ソフティアゲル ・・・ 5g
◎えび天
えび ・・・ 40g
小麦粉 ・・・ 8g
揚げ油 ・・・ 6g
◎だし汁
たし汁 ・・・ 150cc
しょうゆ 3cc
酒 ・・・ 1cc
みりん ・・・ 2cc
片栗粉 ・・・ 2g
1. うどんとだし汁をミキサーにかける。
2. 鍋に①とソフティアを入れて撹拌しながら80℃以上まで火を通す。
3. 荒熱を取り、絞り出し袋に入れバットにうどんの形状に再生して冷やし固める。
4. えび天を作ります。
天ぷらに揚げたえびの尾をのけミキサーにかける。
5. ④に尾をつけ、えびの天ぷらに再成して蒸す。
6. だし汁を作ります。
だし汁と調味料で汁を作り、水溶き片栗粉を入れて薄いとろみのかけ汁を作る。
7. うどんにえび天をのせ、とろみのかけ汁をかけて完成!
■ 最後まで口で、素材をそのものの味を楽しんでいただく
咀嚼力が低下している方や、嚥下が難しい方にも最後まで口から食事をしてほしい…
そんな想いから、“ソフト食”に力を入れています。
“ソフト食”と言うと、どうしてもおいしくないイメージがありますが、工夫をして、なるべく素材そのものの見た目や味、食感を残すようにしています。。
例えば、ソフト食のエビフライは普通のエビフライから尻尾を取り除いたものを、フードプロセッサーにかけ、丸めます。
うどんは、麺をやわらかくしたものをチューブで絞り出したものを冷却し、やわらかく仕上げます。
いなり寿司は、やわらかく炊いた“軟飯”にやわらかくしてから固めた“あげ”と“にんじん”をのせてつくります。
カタチが崩れてしまいそうなほど、やわらかいので慎重に慎重につくります。
こうしてできたのが、今日の献立“ソフトうどん定食”です!
普通のうどん定食はこんな感じ。
どちらもおいしそうでしょう?
ソフト食をつくるのは、時間も手間もかかります。
それでも、利用者さんに喜んでいただきたい一心で心を込めてつくっているのです。
その甲斐あって、「今まで食事をしたがらなかったのにここのソフト食を食べてからは自分で食事をするようになった」という方もいらっしゃるんですよ。
■味の好みは人それぞれ。個々の希望に、柔軟に対応します。
ソフト食だけではありません。
私たちは、利用者さん一人ひとりに喜んでいただけるよう最善を尽くしています。。
そのために、介護士と連携を取って、一人ひとりの好みに合わせた調理を心がけています。
●食べ物を飲み込みづらいけど、ソフト食ではもの足りない人ので普通の食事を小さく刻んでほしい
●根菜類だけソフトにしてほしい
●おさしみは普通でOK! それ以外のおかずは、ソフトで…などなど、
毎日、とっても細かい要望が介護スタッフから上がります。
逆に、調理スタッフから介護スタッフに提案をすることもあります。
互いに意見を交換し、ディスカッションを重ねながらプライドと愛を持って、調理しているのです。。
特別養護老人ホーム なごみ
愛媛県西条市周布326番地
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FAX 0898-64-7008
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